ストーカー規制法違反容疑で起訴され、2011年12月27日に懲役3ヶ月執行猶予4年の有罪判決が下された宇佐美隆氏(44)の控訴審・第1回公判が、4月19日(木)午前11時10分から東京高等裁判所(霞ヶ関)で行われました。
法廷では、被告人の宇佐美氏に対する被告人確認の後、弁護側から控訴趣意書が提出され、一審判決の事実誤認や法令適用の誤りなどから、一審判決の破棄及び無罪を求めました。
続いて、弁護側から提出された統一教会員に対する「拉致監禁」を詳述した書籍などの証拠物や被告人質問に対して、検察側からは「関連性がない」と不同意が表明され、裁判官からも「関連性がなく、採用しない」と却下されました。
最後に弁護側が、突如失踪してしまった婚約者を捜索しようとした宇佐美氏の動機について強調し、審理が再度精査されることを要望しました。
次回、5月24日(木)午前10時から720号法廷で、判決言い渡しが行われます。
なお当日の傍聴は今回同様、抽選になる可能性がありますので、東京高等裁判所の裁判所傍聴券交付情報をご確認下さい。
この事件の真相と教団の見解については、当サイトに掲載の『宇佐美隆さんの事件に関する見解』をご覧下さい。
・宇佐美隆さんへの判決について(統一教会広報局の見解)