再抗議文に対する『週刊ポスト』からの回答書

2010年6月17日

 5月24日に発売された『週刊ポスト』(6月4日号)に「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式 日本人妻の『SEX地獄』」と題し、当法人と韓国に嫁いだ女性信者および韓国と韓国農民の名誉を著しく毀損する記事が掲載された件で、当法人の広報局が抗議をしてきました。

 6月2日付で「再抗議及び謝罪・訂正の再要求」を送付し、小学館『週刊ポスト』に回答を求めていたところ、6月15日付で回答書がきました。

 この回答書は初めて「遺憾」の意を表してはいますが、当法人及び信者に対して謝罪・訂正を行う旨の内容ではありません。当法人広報局は、小学館『週刊ポスト』が十分な対応を行うまで、引き続き抗議をし、謝罪・訂正を求めていきます。

 以下に回答書の内容を掲載します。

 

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回答書

2010年6月15日

宗教法人 世界基督教統一神霊協会

広報部長 太田朝久 殿

 

株式会社 小学館『週刊ポスト』編集長

飯田昌宏

 

 小誌2010年6年4日号記事「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式 日本人妻の『SEX地獄』」に対する貴協会からの「再抗議及び謝罪・訂正の再要求」の書面を拝受しました。

 ご指摘いただいた点についての回答は以下の通りです。なお、6月1日付けでお送りした書面と重なる部分がございます。番号は貴協会の書面の番号に合わせております。

 

 (1)前回の書面では、以下のように記しました。<ご指摘の表現は、Aさんの苦痛を示す証言をもとにしたものであり、「民族的な偏見に基づいた」ものでもなく、「冒涜」するような意図もまったくございません>。しかしながら、貴協会及び信者の方々が不快に思われたとしたら遺憾に存じます。この点におきましては、今後の記事作成において、十分留意致します。

 (2)改めて申しますが、編集部には、韓国や韓国農民を蔑む感情は一切ございません。しかしながら、この点に関しましても、貴協会及び信者の方々が不快に思われたとしたら遺憾に存じます。今後の記事作成において、十分留意致します。

 (3)前回の書面では、以下のように記しました。<記事では、取材した研究者の研究結果に基づく推定数を入れるとともに、「大部分の婦人はソウル市、仁川市などの首都圏に住んでいます。残りの「道」に、それぞれ平均500人づつが住んでいますが、それらの「道」でも、大半の人は都市部で暮らしています」という貴協会の回答を掲載しております>。このように記事では、両論併記をしております。しかしながら、143ページで断定的に記述した部分につきましては、客観性を欠いていたと認識しております。

 

 なお、貴協会からご指摘いただいた点については、今後の記事作成において留意致します。

以上

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