宇佐美隆さんの第7回公判

2011年9月17日

 9月16日(金)午後2時15分から東京地方裁判所において、ストーカー規制法違反容疑で起訴された宇佐美隆氏(42)の第七回公判が行われました。

 

 今回は、宇佐美氏に対する被告人質問として、検察側から宇佐美氏への反対尋問が行われ、最初に検事からは、宇佐美氏が書いた手紙やノートなどの証拠書類の作成時期について確認があり、宇佐美氏も記憶を辿りながら回答しました。

 

 「(婚約者であった女性からの)脱会届の原本をなぜ見なかったのか?」という検事からの質問に対して、女性の「偽装脱会」を想定していた宇佐美氏は、「拉致監禁」による脱会者らの脱会届がどれも同じような定型文であることなどから確認する必要性を感じなかった旨を供述しました。

 

 女性から宇佐美氏の実家に荷物が送られ、荷物の中に女性からの手紙も封入されていたことに関して、「(手紙を見て)女性の気持ちを確認したくなかったのか?」という質問もなされました。

 

 それに対し宇佐美氏は、荷物を送付させた脱会支援者である宮村峻氏の「思惑に乗りたくなかった」と回答。あくまでも女性が「偽装脱会」をしていることを信じ、女性の意志を直接自分で確認しようとする宇佐美氏の姿勢を伺わせました。

 

 宇佐美氏が女性を捜索中に女性に再会した場合、「(女性の)意志確認をしたかったのではないか?」という質問には、「偽装脱会」かもしれない女性に見つからないように状況を把握することが先決との判断から、「脱会支援や強制改宗をしている人たちがいると(女性が)また(監禁場所に)戻されてしまう」と偽装脱会中と考えられる女性に接触することの難しさをにじませました。

 

 2010年11月に杉並区のサウナで偶然にも女性と再会を果たした宇佐美氏でしたが、女性と宮村氏のあまりの親密さから「異様なものを感じた」と供述。そこで初めて女性が本当に脱会したのではないかと感じ、宮村氏を通しての意思確認を試みたことを明らかにしました。

 

 検察や裁判官からの質問に対し、宇佐美氏の回答が長引いたことで、次回も検察側の反対尋問が引き続き行われることになりました。

 

 次回公判では、反対尋問と弁護側からの最終質問が行われる予定です。

 

 次回期日は、10月13日(木)午前10時より同531号法廷で行われます。

 

 なお当日の傍聴は今回同様、抽選になる可能性がありますので、東京地方裁判所の裁判所傍聴券交付情報をご確認下さい。

 

 この事件の真相と教団の見解については、当サイトに掲載の『宇佐美隆さんの事件に関する見解』をご覧下さい。

 

宇佐美隆さんの第六回公判

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