月刊誌「財界にっぽん」2011年1月号/ 日本の国際的評価を損なう恐れも

2010年12月22日

 月刊誌「財界にっぽん」の2011年1月号に、統一教会員に対する拉致監禁・強制改宗に関する特別レポートが掲載されました。今回で10回目となります。

 

 

 

 

 記事は、宗教ジャーナリストの室生忠氏が執筆。日本が抱える拉致監禁・強制改宗問題を批判する海外の動きを紹介しています。


 「韓国・SBS報道、NYの小集会から全米に燃え広がる不法監禁放置を糾弾する火―日本の国際的評価を損なう恐れも―」との見出しで始まる記事は、米国で湧き上がる日本政府への批判運動をルポしたもの。

 

 去る10月12日、ニューヨーク・マンハッタンにある日本総領事館前に結集したメソジスト教会のルオン・ローズ博士やペンテコステ教会のジェシー・エドワーズ司祭ら聖職者と人権運動家、そして在米日本人被害者が合同で開いた記者会見の模様を紹介し、「直接行動によって米国社会に公然とこの問題を浮上させて問題提起したという意味で、この日の集会は歴史的な第一歩」と論じています。


 記者会見の中身として、「キリスト教の牧会と医療的なカウンセリングを結び付けて、熱心に社会活動を展開している牧師として知られている」ローズ博士による「私たちは、日本の良心ある人々に呼びかけます。(中略)神は、もう一度言っています。『我が民を解き放て』と」というスピーチを抜粋。さらに、精神病院に強制入院させられた体験を持つ樋口晴久氏(47歳・アメリカ被害者の会代表)ら被害者による被害体験談として、「ベッドと便器だけの暗い部屋。大浴場の湯船には汚物が浮いているような劣悪な環境で3か月間、薬物を与えられ続けた(樋口氏)」「『教会か親かどっちか選べ、教会を取ったら包丁でお前を殺してわしも死ぬ』と父親に迫られた(プレスキー美智子)」等、在米日本人被害者の心に今も残る、忌まわしい事件の傷跡を伝えています。


 被害者達は、自らの事件に深く関与したとして、日本基督教団の愛沢豊重牧師、同・清水与志雄牧師、そして西日本福音ルーテル青谷教会の尾島淳義執事についても記者会見で言及。「とくに清水牧師は『おまえは一生独房に入っていろ』『文鮮明の子供を生むのか』などの暴言、座布団で顔を殴るなどの暴行を働いた」と訴えました。


 また、記者会見の案内が、黙殺を続ける日本のマスメディアではなく、韓国系メディアに限って出された事実に触れ、その理由を「韓国3大テレビ局のひとつSBSテレビが、10月6日に放送した、日本の拉致監禁を追求した報道番組『統一教 拉致監禁事件―キヨミ13年ぶりの帰郷』にありました。そのニュースが米国の韓国人社会にも強い衝撃を与えたのです。(米被害者の会・樋口代表)」と説明。さらに「SBS番組が視聴率平均5~7%の深夜時間帯で異例の11.7%という数字をマークしたことは、韓国社会が、いまや日本の人権侵害事を世界で最も熟知していることを表している」と指摘しました。


 記事は結論として、「ひるがえって、自らの足元で起きている忌むべき人権侵害事件の頻発にまったく無関心な日本社会は、何と評されるべきだろうか。自国社会における強制棄教の横行とその認識不足が、先進民主国家としての日本の国際的評価を著しく損なうことは明白だ」との懸念で締めくくっています。

 同誌は、12月1日から全国の主要書店で販売されており、主要図書館でも閲覧することができます。

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