月刊紙「中央ジャーナル」(2月25日発行)が、統一教会信者の後藤徹さんがこのほど、自身に対する12年5カ月間の拉致監禁・棄教強要事件をめぐって、東京地裁に民事提訴したことを伝えています。
後藤さんはこの訴訟で、加害者である親族や新津福音キリスト教会の松永堡智(やすとも)牧師、職業的改宗活動家の宮村峻氏などに対し、約2億円の損害賠償を求めています。
同紙は記事の中で、「統一教会の信者を親族らが拉致監禁し、棄教を迫るという事件がこれまで約4300件を超え、いまなお続いている。警察は『親子問題』として事件化していない」「後藤徹(47)の場合、家族らによって12年5カ月間(95年9月~08年2月)も監禁され、信仰を捨てるよう強要され続けた」などと淡々と事実を報道。そのうえで、今回の民事提訴に至った経緯を紹介しています。